とある江蘇省建築現場、 施工の品質管理を実施、躯体工事中のところを現場巡回し、問題点を是正させています。
写真の是正必要箇所； 鉄筋コンクリート造は、鉄筋とコンクリートが一体になり構造体の役目をします。
その片方に欠陥がでるとその構造体に構造不良が発生します。
大事な鉄筋は、大敵である錆には対処が必要、コンクリートのカバーにて保護が大事です。
■ 問題点； この柱内に見えるものは、「帯筋」と言われる柱内の主筋を拘束している鉄筋です。
この「フープ筋」、錆びて欠損すると； 柱の主筋を拘束できなくなり、主筋が柱から飛び出そうとし、、、、危ない！
● 解決策； この「フープ筋」は外気に曝されない様、コンクリート内に確り収めましょう。
鉄筋をコンクリートで保護する役目 → 「かぶり」と言います。
鉄筋コンクリートの柱の帯筋は， 建物の水平力に対し、せん断補強、帯筋で囲んだ コンクリートの拘束と主筋の座屈防止に有効です。
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