建設会社の総括管理

1.工事発注補佐業務

<設計期間関与>
建築主に変わり、建設項目が建築主が要求する内容であるかを、検証。
1)設計院管理、検証
中国の設計院は、日本の設計会社との能力偏差は、1:10で10倍の能力開きが未だにある。(2013年時点)
それは、工事金額に無駄を発生、建設後の建築物運営に不具合を生み、また設備ランニングコストに大幅な高額な費用を発生させてしまう。
日式な成熟された経験を中式設計業務へ関与、助言する事により、大幅改善を目指す。
<建設関与>
建築主に変わり、建設工事への妥当工事金額、最適建設請負社への査定。
1)見積査定: 中国の煩雑な見積項目を検証、適切な工事項目、工事数量を査証。
2)建設業者査定: 建設業の能力査定、専門性の確認。
3)工事事前計画への関与: 工事計画査定。 工事進捗と生産設備搬入計画を監査。

2.工事管理

建築主に変わり、建設工事を円滑、品質に不備が無い様、また工程に対し遅延なく様、不定期にて建設作業に携わります。

中国での「監理公司」は、建設作業において必需ですが、こちらの作業は規範項目の管理(書類の整備等)に重点作業を行うのに対し、日式工事管理では、下記に重点を置いてます。

1)工程管理: 契約工期に沿った工事の進行を検証。 工事状況を検証、改善。
2)品質管理: 工事段取り状況を検証、品質向上に努める。
3)コスト管理: 工事原価と工事内容を検証、追加工事への金額査定。

3.建設プロジェクトマネジメント(PM)/建設計画、建設中におけるプロジェクトの総括

1)施工詳細
2)工程進捗
3)管轄政府、関連業者折衝
4)企画、設計変更への迅速対応

上記知識を生かし、設計及び施工期間中のプロジェクトを総括管理致します。

<建設CM>
日本では一般的な建設総請負方式ですが、海外に移るとCM方式は一般的です。
中国には、日系の建設会社が多数進出されています。日系企業は中国においても、総請負方式を採用されているのが現状でが、建設費を如何に安く仕上げ、また日本の技術力を生かせた建設工事を実行するシステムがCM方式です。
<総合建設コンストラクションマネイジメント>
総合建設工事
大改装、増設、内装工事
設備工事全般  電気、空調、給排水工事
<コンストラクションマネイジメント方式>
建設コスト,大規模修繕コスト,管理費コストを大幅に改善します。 不透明で談合体質の建設業界に、唯一競争原理が働くシステム、サービスです。

※工事請負契約は建築主と各業者との間で締結します。ゼネコンの下請け業者外注工事金額留保が発生しませんので、総工費を大幅に安く仕上げられます。また、工事保証は各業者が行いますが、施工後の各業者管理もCM方式の一環です。