上海市の店舗、設計会社がつかず施工会社による施工実施物件でした。
タイルが数か一年後(推定)に剥離し、所々から落下し、不良ですのでその周り全体に剥がしています。
タイル張りの妥当な施工の仕方;
タイルは元々粘土の焼き物、粘土ですので、粘土に近い物に張り付けるのが望ましいでしょう。
例えば、コンクリート、モルタル、レンガ、コンクリートブロック、石(既存の仕上げ等)、タイル(既存の下地)。
写真のベニヤは木ですので、相性は不良ですね。
- 解消策;
タイル下地の選定 又は タイル張り接着剤の選定。
タイル張りの下地は、コンクリート系が妥当ですが、
どうしても木板を下地とする場合は、タイルが剥離しない接着剤を使用しましょう。
弾性接着剤; 接着剤だがゴムの様に伸縮してベニヤの変形にも接着材がタイルから離れない。
さらにタイルの接着性を向上させたいのであれば、タイル目地にも弾性タイル目地を充填させましょう。
- 落下の皆無条件;
タイル張りの落下事故は、人身事故となりますので、落下を皆無にするには下地をコンクリート系にしましょう。