【設計、施工の不具合】問題点と解消方法<外装材料の違いから、内部結露を発生!>1504-2

中国建設でよく見かける構造体部分結露、

外部に面した位置、また湿気が高い日に発生が目立ちます。

写真の一部、結露発生は;

●その部分だけ温度が低い → 断熱材が欠損している。。。。何所の? → 大きくはみ出した構造体部、断熱材が不備。

何故? → 大きな構造体ですので、ついつい断熱の効力を手抜きしがち。

中国の設計では、構造体と壁材を別材料で設定します。

写真に見る、

壁材は、気泡コンクリートブロック(断熱効果あり)。 構造体は、コンクリート(断熱効果なし)。

壁に断熱効果があるので、外部にほんの一部面した構造体は、断熱を軽視する場合が多い。。。。

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防水層成形への改良方法; (施工時の対応)

防水層は、きちっとした躯体の上で収めましょう。

その防水層は、漏水を守ってくれる大切な層ですので、その保護が必要です。 防水保護層と言います。

その保護層(コンクリートが一般的)ですが、夏冬の温度収縮があります。その影響が防水層に及ばない対処が必要です。

どうするの(?) → 伸縮目地を設ける。 熱膨張、寒冷伸縮したコンクリート保護層をその伸縮目地にて吸収させます。