中国、江蘇省蘇州市での建設完成後 4年目との事。
外壁は、アルミパネルに目地シール処理を施されております。
そのシール部分が、写真の様に「よだれを垂らした状態」になっています。
目地シールの材料選定間違い。
写真のシールは、油性シリコンシールでしょう。
室内の用途(キッチン部、浴室部等の内部水回り)に普通は使用します。 外壁に使用しますと、外部天候に大きく影響されます。
<外部天候の影響>
1) シールが紫外線に曝され、表面が解けてします。
2) 油汚れとなり、外壁を汚す。
● 解決策;
<外壁専用のシール材を選定しましょう>
1) シールの外装適材品; 変性シリコン、 ポリサルファイド と一般的に言われています。
※ 中国のシール材;
10年前(2005年頃)は、シール材と言うと皆さん室内用のシリコンシールしかなく、下記の会話になっていました。
私曰く; 「外装には、外装用のシールを使わないと、シールが溶けてしますので、問題!」
業者曰く;「シールに種類があるのは、知りません。 お店ではこれしかありません!」
私曰く; 「内部の水性ペンキを塗る所には、水性シールがほしいのだけど!」
業者曰く;「だけど、そんな種類がありません!」
仕方なく、室内では日本からボンドコークを輸入しました。
室外では、日系さんのシールメーカが数社日本から、輸入しており、そちらを購入しました。
最近、室内用シール(アクリルシール)が売っていました。
お店曰く; 「このシール、表面にペンキが塗れます。。。。お買い得です!」と言っていました。