中国建設での漏水の検証をするため、漏水箇所の上層階に行った時の状況写真、行ってびっくり仰天!
漏水の原因は、防水処置が無いからです。
設計の問題(?)、施工の問題(?)、、、、、不明。 両方の問題と思うのですが!
日本の設計図書は確りしていまして、この部分の施工方法はきちっと図式指示があります。
中国は、設計図表示が抜けている場合は多々あります。 細かいところの設計図書が無いと判断すれば宜しいかと。
では、設計図書が無い場合には、施工側にて漏水対処を思考した施工を実施すれば良いのですが、
● 設計図書が無い分はその施工費の計上は無し
→ 対処しない(工事完成保証期間のみ漏水しなければいいや) → その後に漏水と続く
※ 工事完成保証期間; 通常は1年 (写真の処理は一年間のみ漏水しない収め、臨時対処で問題一時回避したのでしょう)
防水層成形への改良方法; (施工時の対応)
防水層は、きちっとした躯体の上で収めましょう。
その防水層は、漏水を守ってくれる大切な層ですので、その保護が必要です。 防水保護層と言います。
その保護層(コンクリートが一般的)ですが、夏冬の温度収縮があります。その影響が防水層に及ばない対処が必要です。
どうするの(?) → 伸縮目地を設ける。 熱膨張、寒冷伸縮したコンクリート保護層をその伸縮目地にて吸収させます。