【設計、施工の不具合】問題点と解消方法<屋上屋根に接触する、ガラス窓から漏水!>1505-1

中国建設での漏水の検証をするため、漏水箇所の上層階に行った時の状況写真、行ってびっくり仰天!

漏水の原因は、防水処置が無いからです。

設計の問題(?)、施工の問題(?)、、、、、不明。 両方の問題と思うのですが!

日本の設計図書は確りしていまして、この部分の施工方法はきちっと図式指示があります。

中国は、設計図表示が抜けている場合は多々あります。 細かいところの設計図書が無いと判断すれば宜しいかと。

では、設計図書が無い場合には、施工側にて漏水対処を思考した施工を実施すれば良いのですが、

● 設計図書が無い分はその施工費の計上は無し

→ 対処しない(工事完成保証期間のみ漏水しなければいいや) → その後に漏水と続く

※ 工事完成保証期間; 通常は1年 (写真の処理は一年間のみ漏水しない収め、臨時対処で問題一時回避したのでしょう)

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防水層成形への改良方法; (施工時の対応)

防水層は、きちっとした躯体の上で収めましょう。

その防水層は、漏水を守ってくれる大切な層ですので、その保護が必要です。 防水保護層と言います。

その保護層(コンクリートが一般的)ですが、夏冬の温度収縮があります。その影響が防水層に及ばない対処が必要です。

どうするの(?) → 伸縮目地を設ける。 熱膨張、寒冷伸縮したコンクリート保護層をその伸縮目地にて吸収させます。